Toshiyuki HAMADA

浜田 俊幸

International University of Health and Welfare

自由行動マウスの生体各組織の遺伝子発現を長期間追跡するプログラムの開発

ルシフェリンとルシフェラーゼとの反応により生ずる発光現象を元に、新規in vivo光計測技術を利用した完全自由行動下マウスにおける時計遺伝子発現定量をリアルタイムで全身(体表部位および脳深部、内蔵など)の各組織で同時に測定するシステムおよび解析プログラムの確立をする。遺伝子の発現だけではなく、光イメージング技術により種々の行動まで関連づけるアルゴリズムを構築することにより、同一個体で長期にわたって包括的なデータ解析が可能となる。本システムを用い複雑な個体レベルの生命機能の逐次的な動態観察を行い、健康状態の基準化をし、時間および年齢依存的疾患の発症機構を解明する。

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